中学生が「つばさ」でボランティア体験!地域とつながる貴重な一日
安芸津町にある福祉作業所「つばさ」で、中学生がボランティア活動を体験しました。地域の企業から依頼された作業を、利用者の皆さんが一生懸命に取り組む姿に触れながら、実際の仕事を体験する貴重な機会となりました。
活動の様子

この日は、空き缶の分別作業からスタート。アルミ・スチール・その他に分ける作業を、利用者の方々と一緒に行いました。途中、雨の影響で屋外作業が中断され、室内での作業に切り替え。中学生たちは、以下のような作業に挑戦しました。
- キャップにゴムを付ける作業
- ネギの皮むき
- カキ養殖原盤作り作業(貝殻、チューブ、の順番に決まった枚数の貝殻を針金にとおす作業)
作業中は静かに集中して取り組む雰囲気で、会話は少なかったものの、利用者やスタッフと並んで作業することで、自然とその姿勢や思いを感じ取ることができました。

キャップにゴムを付ける作業

ネギの皮むき

カキ養殖原盤作り作業
地域とともにある「つばさ」
「つばさ」では、地域の企業から仕事を受け、利用者の方々が丁寧に作業を行っています。作業が間に合わないときはスタッフが協力するなど、支え合いの姿勢が根付いています。また、食堂の運営などには多くのボランティアの方々が関わっており、地域全体で「つばさ」を支えています。
中学生の感想
体験後、中学生からはこんな声が聞かれました。
「楽しかった!」
「利用者の方がすごく集中して作業していたのが印象的だった」
「自分の知らない安芸津が知れてよかった。つばさの地域での役割を知れてよかった」
直接的な会話は少なくても、共に作業することで得られる気づきや学びがたくさんあったようです。
「つばさ」でのボランティア体験は、働くことの意味や地域とのつながりを考えるきっかけとなりました。これからも、こうした体験を通じて、地域の福祉や人との関わりを学ぶ機会を広げていきたいと思います。

場所:安芸津町風早586番地3
問い合わせ:自立支援センター つばさ 0846-45-3848