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シアエールをやってみた

【安芸津活性化プロジェクト】地域の憩いの場「ひだまりの家」でのボランティア活動体験

「ひだまりの家」は、地域の皆さんが気軽に立ち寄り、世代を超えて交流できる温かな場所です。安芸津町時代の1999年に設立され、26年の歴史があり、現在も月曜から金曜まで開館している常設型の施設として、多くの方に親しまれています。

昼食サービスでほっとひと息

週3回、地元の野菜を使った手作りの昼食を提供しています。大人は300円、子どもは100円と、どなたでも気軽に利用できる価格設定。食材は地域の方々からの寄付や協力でまかなわれており、赤字を出さずに運営されています。

ボランティアの力で支えられる場所

施設の運営は、地域の高齢者を中心としたボランティアの皆さんによって支えられています。80歳を超えても元気に活動されている方が多く、「ありがとう」「美味しかったよ」の声が何よりの励みになっています。

多世代が集う交流の場

「ひだまりの家」は、高齢者だけでなく、赤ちゃんから中高生、大人まで誰でも利用できる場所です。かつては放課後に子どもたちが宿題をしたり遊んだりする姿も見られました。現在は少子化の影響で子どもの利用は減っていますが、地域の絆を育む場としての役割は変わりません。

住まいの支援も

施設の2階には、災害で住まいを失った方や体の不自由な方が暮らしており、地域の支援体制の一環として住居機能も果たしています。

元気な毎日を応援します

利用者の中には90歳を超える方も多く、かつては最高齢106歳の参加も!歌や会話を楽しみながら、毎日を元気に過ごされています。

今回は、安芸津中学校3年生の総合的な授業「安芸津活性化プロジェクト」の一環として、10名の生徒が訪ねました。高齢者と共に歌や体操、脳トレを行いながら、高齢になったときの生活に思いを馳せ、地域でボランティアとして支え合い活動を実践する人達を知る貴重な経験となりました。参加者からのリクエストで、特技のピアノを披露した生徒も。高齢者の耳馴染みの曲とはまた違う近代的なテンポに、参加者もボランティアさん達も大変刺激を受けられ、中学生が頑張っている様子も励みになっていました。代表の曽根さんからは、「自分の特技を活かして人の役に立つことができたらいいね」とアドバイスをいただき、それぞれに自分のできることを考える機会になったと思います。最後は運ばれてきた昼食プレートを前に、学校に給食を食べに帰らねばならず、その場を離れるのを残念がる生徒たち。「夏休みにまたおいでね」と優しく声をかけてもらいました。

「ひだまりの家」は、地域の皆さんが安心して集える場所として、笑顔と交流を大切に活動されています。ぜひ一度、足を運んでみてください。

生徒のあいさつ

体操の様子

安芸津の宝「万葉歌」

生徒のピアノ演奏①
斬新なリズム、細かい指の動きは圧巻でした

生徒のピアノ演奏②
優しくおおらかなメロディーにうっとり…♡

体験の感謝を述べる生徒代表

当日の昼食プレート
写真を撮って家族に報告する参加者も

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