ホーム取り組み紹介であえる地域とつながる、心を育むボランティア体験 安芸津中学校 × 地域福祉施設 ~安芸津活性化プロジェクト~

Activity

シアエールをやってみた

地域とつながる、心を育むボランティア体験 安芸津中学校 × 地域福祉施設 ~安芸津活性化プロジェクト~

地域とつながる、心を育むボランティア体験
安芸津中学校 × 地域福祉施設 ~安芸津活性化プロジェクト~

安芸津中学校では、地域とのつながりを深める「安芸津活性化プロジェクト」の一環として、地域の福祉施設でのボランティア活動体験を実施しました。生徒たちは、三津保育所・つばさ・ひだまりの家・あきまろ園の4施設を訪問し、世代を超えた交流を通じて、地域共生社会のあり方を学びました。

三津保育所:子どもたちとふれあう、笑顔の時間

三津保育所でのボランティア活動を通して、生徒たちは子どもたちが遊びの中で学び、五感を育んでいることを知りました。子どもたちの豊かな発想力に触れ、普段関わることの少ない乳幼児との交流は、生徒たちにとって保育の魅力と地域とつながることの大切さを実感するきっかけとなりました。この体験は、地域が一体となって子どもたちを育む「地域共生社会」の実現に向けた大切な一歩です。

つばさ:働くことの意味を知る、静かな学び

福祉作業所「つばさ」では、中学生がボランティア活動を体験しました。地域の企業から依頼された作業に一生懸命取り組む利用者の姿に触れ、働くことの意味や地域とのつながりを考えるきっかけとなりました。また、スタッフが協力して利用者を支え、多くのボランティアが食堂の運営に関わるなど、地域全体で「つばさ」を支えていることを知りました。この体験は、生徒たちに地域の福祉や人との関わりを学ぶ機会を与えてくれました。

ひだまりの家:世代を超えた交流で、支え合いを学ぶ

地域の憩いの場「ひだまりの家」での体験では、生徒たちは高齢者の方々と一緒に歌や体操、脳トレを楽しみました。この施設は、地域の高齢者を中心に多くのボランティアに支えられており、「ありがとう」「美味しかったよ」という言葉が活動の励みになっていて地域で支え合うことの大切さを学びました。また、代表の曽根さんから「自分の特技を活かして人の役に立つことができたらいいね」というアドバイスを受け、自分に何ができるかを考えるきっかけとなりました。

あきまろ園:高齢者を支える仕組みと地域での役割を学ぶ

ケアハウスあきまろ園に訪問し、施設での役割について学び、車いす体験とケアハウスの入居者の方との交流を行いました。
車いす体験では、段差を乗り越える大変さを知り、施設内のバリアフリーの工夫や、町にあるバリアについて考えるきっかけになりました。
入居者の方からは、入居前と現在の暮らしについてお話を伺い、高齢者が安心して生活できるための支援や、人と地域のつながりの大切さを学ぶことができました。

今回の活動を通じて、安芸津中学校の生徒たちが地域での活動を通じて、「地域の一員としての意識」や「人との関わりの大切さ」を深く実感しました。この取り組みは、様々な世代や施設の人々と交流し、それぞれの立場や役割を理解する貴重な学びの場となり、地域の未来を育む温かい繋がりを生み出しています。こうした体験を通して、生徒たちが安芸津の未来を担う存在として成長していくことが期待されます。

トップに戻る