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【安芸津活性化プロジェクト】中学生による「ミニ提言会」開催レポート

~中学生の提案に地域の声を重ねて~

令和5年度より安芸津中学校3年生が取り組んできた「安芸津活性化プロジェクト」。今年度は「経済の視点も含めた地域活性化:誰もが安心して生活できる安芸津」をテーマに、地域共生社会の仕組みを自分たちで考え、企画書を作成しました。

このたび、その企画を地域の方々に提言する場として、「ミニ提言会」を開催しました。会には安芸津町に関わる行政職員や地域住民等が参加し、安芸津町のネットワーク協議会も兼ねて実施しました。中学生が普段交流する機会の少ない世代・属性の方々と意見を交わすことで、自分たちの提案を見直し、文化祭での発表につなげる貴重な機会となりました。

中学生の視点から見た「安芸津の未来」

プロジェクト開始前の段階で、「安芸津の人や豊かな自然が好き」「中学生と地域の方との交流会をしたい」など、8割の生徒が安芸津に愛着を持ち、地域とのつながりの大切さを感じていました。その後プロジェクトを通じて、職場体験やボランティア活動を通じて安芸津町の現状を学び、「安芸津に何が必要か?」を真剣に考えてきました。安芸津の活性化に向け、「中学・高校生」「労働・観光者」「子育て・親」「高齢者・障がい者、支援者」という大きく4つのグループに分かれ、それぞれのテーマに沿った企画案を披露してくれました。各グループの企画書は、これまでの体験を踏まえながら、中学生らしい奇抜なアイデアを盛り込んだものや、地域の課題や可能性を調査し、具体的な提案がされているもの、なかなか解決策を見出しにくいものなど、内容は様々でした。

参加した地域の方々の声

という意見がありました。

地域の声を受けて、企画をブラッシュアップ

ミニ提言会では、地域の方々から率直な意見や助言をいただきました。「これはこう伝えてほしい」「地域ではこういうことができる」「現状はこうなんだ」といった声が、中学生の視野を広げ、企画の実現性を高めるヒントとなりました。

この交流を通じて、中学生たちは自分たちの提案を見直し、より地域に根ざした内容へとブラッシュアップ。文化祭や11月14日の提言会での発表に向けて、さらに磨きをかけていきます。

【学年主任より地域住民等へのこれまでの経緯の説明】様々な立場の大人が集まりました。

【中学生・高校生:安芸津中学校の生徒数を増やすグループ】

【労働・観光:小松原小学校(跡地)を再利用したカフェと宿泊施設提案グループ】

【子育て・親:働きやすく、子育てができる仕事場をつくるグループ】

【高齢・障がい者・支援者:地域の人同士のつながりが多く、老後や障がいを持った時でも住みやすい安芸津グループ】

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