更生保護と地域共生社会

犯した罪をつぐない、社会の一員として立ち直ろうとするには、本人の強い意志や行政機関の働き掛けに加えて、地域社会の理解と協力が欠かせません。

更生保護は、保護司や更生保護女性会を始めとする更生保護ボランティアと呼ばれる人たちと関係機関・団体、地域住民との幅広い連携によって推進されています。

立ち直っていこうとする人が、社会の中で役割を持ち、人生を豊かにしていく『地域共生社会』の実現と犯罪や非行が起きにくい地域づくりを目指していきます。

あなたの更生を様々なボランティアが支えています

犯罪や非行をして保護観察を受けている人と面接し、相談に乗ったり、約束が守れるよう指導したりします。

矯正施設からの釈放時に帰住先の調査をしたり、身元引受人と話しあい、必要な受け入れ態勢を整えます。

“社会を明るくする運動”をはじめ、青少年の見守り巡視活動、あいさつ・声掛け運動などの犯罪予防活動を行っています。

更生保護女性会、BBS会、協力雇用主会との連携強化を図り、各種事業を実施します。

矯正施設や児童自立支援施設の支援活動を行っています。

保護司会・青少年育成東広島市民会議との連携強化を図り、各種事業を実施します。

9つの支部（町単位）で、地域の子育て支援、青少年健全育成活動を行っています。

刑務所出所者等の再犯を防止するためには職につき安定した生活を送ることが大事です。保護司会と協力し会員企業において経歴を理解したうえで雇い入れ、再犯を防止する取組みを行っています。

法務省が設置する矯正施設で、中国地方の家庭裁判所において少年院送致の決定を受けた男子少年を収容しています。

法務省が設置する矯正施設で、中国、関西、四国、九州地方の家庭裁判所において少年院送致の決定をうけた女子少年を収容しています。広島少年院の分院になります。

改善更生し、スムーズに社会復帰ができるよう、保護観察所などの関係機関と協力・連携して指導支援を行います。

矯正施設から釈放された人や保護観察中の人で、身寄りがないことや、現在住んでいるところでは更生が妨げられるおそれがあるなどの理由で、直ちに自立更生することが困難な人たちに対して、一定期間、宿泊場所や食事を提供する民間の施設。法務大臣が認可。